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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年10月11日

みなさん、今週末のご予定は?

こんばんは、お久しぶりです。

またまた告知でございます。ニコニコ

今週末、10/13(土)高鍋町 「四季彩のむら」にて
「四季彩のむら アートフェスティバル」が行われます。

茶臼原自然芸術館も、販売・藍染めワークショップで参加させていただきます。

四季彩のむらはこんな場所です。


すごくきれいな棚田と小川、鎮守の森にはいまにもトトロのいびきが
聞こえてきそうな場所が、高鍋市街からほど近い場所にあります。



例えるなら、はっぴいえんどの歌う「夏なんです」の情景です。

え?分かりずらい? ならばこれをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=4fiYrsYYT2c

いい感じでしょう。

イベントの詳細はここをクリックして下さい。
↓

http://www.kankou-takanabe.com/blog/?p=6398

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=48701

当日、おまちしておりま~す。パー

あっと!それとこの秋、茶臼原自然芸術館は県内あちこちに出没します。

予定はこちら
http://service.kijo.jp/~yuuaisya-shizengeijyutukann/

詳しい内容はまたUPしま~す。
それでは、またお会いしましょう!
  


Posted by 友愛社 at 18:46Comments(0)自然芸術館

2012年09月11日

「ホウの葉染めワークショップ」のお知らせです。

残暑厳しい毎日アセアセ

暑いですね。

みなさんお体には十分注意してください。

またまた告知です。



「ホウの葉染めワークショップ」のお知らせです。

今回のワークショップは、ホウの葉で行います。ホウの葉は大変香りがよく、薬草や食材としても
古来から使用されてきたものです。採集から染色まで、友愛社の山で楽しい時間をお過ごしください。


開催日時:平成24年9月21日(金)、22日(土) 午前10:30時~午後14:00時
集合場所:茶臼原自然芸術館  ワークショップ会場:森の空想ミュージアム前広場
主催:社会福祉法人 石井記念友愛社 茶臼原自然芸術館
参加費:大人1名 ¥2000‐ [(小学6年生までは無料)]
募集定員:各日15名づつ
☆連絡先
*住所:児湯郡木城町椎木603‐1  tel:0983-32-4607   Fax:0983-32-4615
e-mail:yuuaisya-shizengeijyutukann@kijo.jp 担当者:江原、横田

参加希望の方は、参加希望日、住所、氏名、年齢、TEL番号を記入の上、上記連絡先に
ご連絡ください。(FAX、Eメールでも随時受け付けております。)

募集締め切り日 平成24年9月18日 17:00まで
奮ってご参加下さいませニコニコ

お問い合わせも随時受け付けております。
電話対応は、平日の9:00~17:00までです。FAX、Eメールは随時受け付けております。



待ってま~す。  


Posted by 友愛社 at 16:20Comments(0)自然芸術館

2012年08月01日

ところで、藍って見た事ありますか?

みなさん、藍ってみたことあります?

こんな感じです。


春の遅霜が終わった頃、畑に撒いた藍は、
3ヶ月ほどで、高さ30~40㎝ほどになります。


この藍はたで藍と言われる種類です。



今回のワークショップはまだまだ、定員に空きはありますよ。

夏の思い出にいかがですか?

お待ちしています。パー



  


Posted by 友愛社 at 09:34Comments(0)自然芸術館

2012年07月31日

今度は藍染めワークショップやりますよ~!

皆さん、こんにちはお久しぶりです。

いつも、告知ばかりですいませんアセアセ

今度は藍染め(生葉染め)のワークショップ行います。

茶臼原自然芸術館「森の草木染めワークショップ」のご案内
「藍の生葉染めワークショップ」 参加定員 各日15名ずつ
開催日時 平成24年8月10日(金)、11日(土)
時間    午前10時30分~午後2時
場所    茶臼原自然芸術館(児湯郡木城町大字椎木603-1)
参加費   大人 2,000円 小学6年生以下 無料



今、芸術館の裏の畑には、長梅雨、炎天下にも頑張って育ってくれた藍が沢山実っています。
今回のワークショップは、この生葉を使って藍染めします。
めったにないこの機会、ぜひご家族で、お友達で参加してみてください。

参加してみたいな~と思われた皆さん!

連絡先   TEL 0983-32-4607 FAX 0983-32-4615 MAIL yuuaisya-shizengeijyutukann@kijo.jp
までどうぞお問い合わせください。

申し込み締め切りは、8月6日(月)17:00まで
担当はなりさんこと、江原です。よろしくお願いします!

みなさんの参加待ってま~す。  


Posted by 友愛社 at 20:47Comments(0)自然芸術館

2012年06月16日

ワークシップ「自然布を織る」苧麻編 参加者募集です。

昨晩の雨、激しかったですね。
皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

梅雨明けまでまだまだです。気を付けていきましょう。

さて、今月末には明けてほしい梅雨ですが、この時期
芸術館では、苧麻の採集の時期となります。

苧麻(チョマ)はイラクサ科の植物で、皆さんの身近にあるものです。
苧麻の葉は染料として、くきにある繊維は機織りの材料として使用できます。

今回、その苧麻の繊維を使って、機織りを行うワークショップを開催いたします。

日程:
≪第1回目≫ 
h24年6/30(土) 
[午前10時~午後15時]
≪第2回目≫ 
h24年7月6日(金)、7日(土) 
[午前10時~午後15時]
場所:児湯郡木城町大字椎木603‐1 
茶臼原自然芸術館

主催:社会福祉法人 石井記念友愛社 茶臼原自然芸術館

ワークショップ内容:≪第1回目≫ 苧麻の採集、加工(苧引き、糸績み、縒り掛け) 
≪第2回目≫ 苧麻・麻糸の織り、ランチョンマット作成(20cm×20cmほど)
(*第2回目は7/6(金)、7/7(土)のいずれかの日を選択していただきます。)
*定員:5名(第1回、第2回両方に参加可能な方に限らせていただきます。)☆先着順です。
*受講料:10,000円(保険料、材料費、講師料含)
*申込方法:下記問い合わせ先にFAXまたはE-メールで[参加者氏名、年齢、住所、電話No,]を
         お送りください。
*申込締め切り:h24年6/26(火) 17:00まで
*問い合わせ先:社会福祉法人 石井記念友愛社  茶臼原自然芸術館 (障害福祉サービス事業所)
TEL;0983-32-4607  FAX;0983-32-4615

E-メールアドレス;yuuaisya-shizengeijyutukann@kijo.jp   担当者:江原、横田  



  


Posted by 友愛社 at 07:37Comments(0)自然芸術館

2012年04月25日

木もれび クラフト市に出店します。



きたる4月25日(土)10:00~16:00
高鍋町舞鶴公園内にて開催されます。

「木もれびクラフト市~笑顔咲く春~」に茶臼原自然芸術館も
出店します。

今回のクラフト市は
クラフトコーナー25店舗
フードコーナー 12店舗
ヒーリングコーナー5店舗
出店いたします。

いずれも選りすぐりの作家さん、お店ばかり

クラフト好きのみならず、良いものに出会いたい方はぜひおこしください。

当日は草木染めのデモンストレーションも行います。
皆さんお待ちしておりまーす。パー  


Posted by 友愛社 at 17:56Comments(0)自然芸術館

2012年03月02日

森の草木染め 山桜で染める


会場 祈りの丘空想ギャラリー
   西都市穂北5248( 石井記念友愛社敷地内)
主催 茶臼原自然芸術館( 担当・高見)
お申し込み 0983-32-4607 平日10:30~15:00

森の草木染め 
ワークショップ 山桜で染める 
2012 年3 月23 日( 金曜) 24 日( 土曜)25 日( 日曜)




開館時間 午前10 時~午後5 時
    山桜染めのワークショップは毎日午後1 時~ 5 時まで
草木染参加費 2000 円( 材料費別)

石井記念友愛社/ 茶臼原自然芸術館が開館した2009 年4 月
山桜の花が友愛社の広大な森で開花を待っていました。
障がいを持つ通所者の皆さんと協働して作り上げてゆく施設の序幕を飾る
仕事のひとつとして、この開花前の山桜の枝を採集し、
絹の布を染め、ストールとして仕上げる仕事を選びました。
桜は、花が開く直前のわずかな期間だけ、染料として利用できます。
古代、日向神話を彩った木花咲邪媛は、春を寿ぐ花の精といわれますが、
山桜こそ、その花にふさわしい。山の神からいただいた桜の枝と蕾は、
さわやかな桜色をまとった薄布を生んでくれるのです。
会場の周辺に四年前に植栽された山桜があり、
倒れたものを起こしたり、枝を整えたりする作業が必要になっています。
このときに切る枝をいただき、染めます。



・会期中、茶臼原自然芸術館の作品を展示、販売します。
一年に一度の謝恩価格で販売する作品もあります。
・茶臼原自然芸術館の指導員、ボランティアの皆さんなどの
賛助出品もあります。
・染めの素材( 絹のストール・マフラーなど1500 ~ 5000 円程度)
は実費で販売します。
・中学生以下の子供さんは参加費無料
( 定員20 人。要予約。絹のコースター一枚をプレゼント)
   

  


Posted by 友愛社 at 14:27Comments(0)自然芸術館

2012年03月02日

綾 雛山祭りに出展します。

雨がふって、あがるごとに春らしくなってゆきます。

明日(3月3日)は綾町の春の風物詩「雛山祭り」に茶臼原自然芸術館も出展します。
綾の「ひな山」は江戸時代に始まったといわれ、北麓の梅薮地区が発祥の地とされています。
女の子が生まれると、親戚や近所の人が、拾ってきた木や石で奥座敷を飾り、
「山の神」を再現したのが「ひな山」の始まりと伝えられています。
現在の祭りは、平成13年から、町の活性化を目指した商工会女性部が始めたものです。

商店街のほか、綾川荘、綾サイクリングターミナルなど町内各地に展示されます。

茶臼原自然芸術館の作品は、イベント会場「南麓公民館」の消防小屋前
「歩一歩の店」のコーナーに並びます。
お出かけ下さい。

    


Posted by 友愛社 at 12:05Comments(0)自然芸術館

2012年01月31日

自然布「楮布(こうぞふ)」を織る

茶臼原自然芸術館の冬の恒例の事業「自然布の織り」を今年も行います。




山野に自生する「楮(コウゾ)を採集し、繊維を採り、糸にして、
古代の布「楮布」を織り上げます。
楮の繊維で織られた布は、古来、「木綿(ユフ)」「太布(タフ)」などと呼ばれ、
衣類や神が降臨する御幣などに用いられました。
茶臼原の台地に点在する楮の群生地で採集し、茶臼原自然芸術館の広場に作った
かまどで、蒸す工程から繊維の採集、織りまでを連続して行います。
楮を採集することは、原材料を自然からいただき、古来の技法を復元しながら
自生地を保護・整備し、素材としての楮を育て、
ゆたかな里山の森を回復させてゆく作業でもあります。



当日、ボランティアでの参加、見学などをお待ちしています。

□ 期間 2012年2月6日~10日
□ 工程 この3日間で楮の採集から蒸し、繊維の取り出しまでを行います。
*楮の繊維を使っての「織り」は別の日程で行います。
□楮による自然布の素材採集から織りまでの全工程を
茶臼原自然芸術館の障害をお持ちの通所者の皆さんと共同で行います。


ドラム缶を利用した簡易な方法ですが、立派な繊維が採れます。
*写真は1011年までの記録から

参加ご希望の方は
茶臼原自然芸術館TEL0983-32-4607
担当/横田・江原までお申込み下さい。




          


Posted by 友愛社 at 09:52Comments(1)自然芸術館

2012年01月24日

ドングリ(樫の実)で「銀紫」が染まった

樫の実で「銀紫」が染まった



米良の山奥で、大量の樫の実を見つけたので、拾った。ドングリ類は、猪や狸、野鼠など、山の動物たちの貴重な食物だが、この冬は豊作だったのだろう。彼らの食べ残しが、落ち葉とともに森の片隅に転がっていたのである。

「ドングリ」とは、檪(クヌギ)、小楢(コナラ)、樫(カシ)、椎(シイ)などのブナ科の植物の実(堅果類)の総称である。古名は橡(ツルバミ)というから、橡の実(トチノミ)も含むのだろう。橡の実は、北国では美味しい橡餅になり、宮崎県椎葉村などの九州脊梁山地の村では樫の実をつぶし、水でさらしてあく抜きをしてコンニャクを作る。樫の実コンニャクは山里の珍味として賞味される。椎の実は生で食べられる。その小さな黒い実を、奥歯でかちりと噛み割って、白いデンプン質の実を取り出して食べる。ほのかな甘みが合って、山の子どもたちの冬のおやつとして貴重であった。
 
楢、小楢、橡などは落葉するが、樫、椎などは落葉せず、照葉樹の森を形成する。古代、ドングリ類で染めた茶系の色は橡色(つるばみいろ)と呼ばれ、重用された。

□ドングリの実を付ける樹木には次の様な種類がある。
・檪(クヌギ) ブナ科コナラ属の落葉高木。ドングリ類では最も大きい実を付ける。カブトムシやクワガタ虫の集まる木、シイタケの原木、武蔵野など、里山の風景を構成樹木などとして最も親しまれている木である。
・小楢(コナラ)檪の葉をやや小さくした感じの樹木。欅、山桜などともに落葉広葉樹林を形成する。晩秋に赤味がった黄色に黄葉する。古名は「柞(ははそ)」。実は小さく、先がとがっている。
・槲(カシワ) 柏とも書く。檪に似るが葉が広く大きい。葉を食物を包んだり柏餅に用いる。鉄媒染で黒茶が染まるという。
・白樫(シラカシ) 照葉樹林を代表する樹木。堅く、鉈の柄等に用いられる他、上質の炭の原料となる。平安時代には「黒袍」を染めたと枕草子に記されている。樹皮のアルカリ媒染で茶色、鉄媒染で黒が染まる。葉でも銀鼠色などが染まる。実は堅くて小さい。
・粗樫(アラカシ) 白樫と同種だが葉がやや大きい。茶系の色が染まる。
・水楢(ミズナラ) 檪に似るがやや大型。九州には少ない。 



□樫の実の染色
ドングリ類の染色は、灰汁媒染による黄橡、鉄媒染による青み掛かった黒、アルミ媒染でベージュ、鉄媒染で薄鼠色などが染まる。今回は白樫だけの実で染めた。
工程
□採集してきたドングリ(樫の実)を陽に干し、煮出す。茶色がかった染液が得られた。
□5回以上煮出しても色が出る。実が煮えて砕け、煎液が濁る場合があるが布で濾して使える。
□鉄媒染で思いがけない色が出た。紫がかった銀色である。上記のように、古来より、ドングリ類では茶系とグレイ系の色が染められている。グレイ系(灰色)には銀鼠、利休鼠、青鈍(あおにび)、梅鼠、紫鼠、空五倍子色(うつぶしいろ)、素鼠、灰汁色、灰色等々さまざまな呼び名がある。今回、染め上がった布は、銀鼠または梅鼠に近い色と思われるが、かすかに紫色がかっており、絹布の光沢と重なって、古来の色名にもない「銀紫」と呼びたい風合いとなったのである。自然の神秘であり、染色の醍醐味といえる瞬間であった。
*染色工程の画像は後日挿入します。

    


Posted by 友愛社 at 13:14Comments(0)自然芸術館

2012年01月04日

友愛社のお正月

2012年1月
友愛社のお正月



明けましておめでとうございます。
今年の元日の朝は、あたたかな陽ざしのふりそそぐ、穏やかな正月となりました。
梅のつぼみがふくらみ、日本水仙が白い花を開いています。
午前10時頃、友愛園の食堂に、子どもたちと理事長以下友愛社の職員・指導員などが集まって、
新年会が始まります。友愛社の一年が、ここから始まるのです。
理事長の年頭あいさつの後、調理師さんとボランティアの皆さんが
心を込めて作ってくれた正月料理をいただき、
各自、去年一年の反省と年頭の決意を述べます。
どんな小さな子も、健気に立って、今年の目標を語ります。
昨年は、東日本大震災や原発の事故、自然災害、
世界的な政治・経済の激動など沢山の出来事がありましたが、
今年こそ新しい時代を切り開く年となるよう、皆、新年の誓いを述べました。
石井十次とその後に続く人たちが築いてきた百年の歴史と、
がっしりとそれを受け止める茶臼原の大地と自然に抱かれて、
しっかりと確実な歩みが進められてゆくことでしょう。  

  


Posted by 友愛社 at 10:00Comments(0)自然芸術館

2011年12月15日

ガマズミの染色

ガマズミの染色


古い染色の資料を見ていたら、「ズミ」という染料名が見つかった。それで、調べていたら、「ガマズミ」に遭遇した。「ズミ」と「ガマズミ」はたぶん異なる樹木だろうが、取り急ぎ、「ガマズミ」で染めてみることにした。というのは、近くの林の縁で、ガマズミの紅葉が始まっているのを通りがかりに見たばかりだったからである。
ガマズミは、初秋、小さな赤い宝石のような実を付ける。そのつややかな実を、子供の頃、山道を歩いて帰りながら、摘み取って食べた記憶がある。酸味の強いその実が、じつは疲労回復に効用があり、東北地方では、昔、マタギが用いたという伝承がある。山の子たちは、きわめて自然にそのことを知っていたのだろう。
「ガマズミ」の語源には諸説あるが、その幹または枝が固く柔軟性があることから鎌の柄や玄能の柄に用いられ、その実の酸っぱいことから「鎌柄―酸い実」が縮まったとする説が有力だろう。実際、東北地方ではこのガマズミのことを「ジョミ」「ゾミ」などと呼ぶらしいから、整合性がある。「染め―スミ」説は、一般的かつ具体的な染色の記録が見つからず、説得力を欠く。
この酸っぱい実を、ホワイトリカーに浸けこむと果実酒ができるし、ジュースにしても美味いらしい。


□採集してきたガマズミの葉を細かく千切り、水洗いして約30分煮沸。
□黄褐色の煎液が得られた。


□煎液を濾して布を浸す。10分ほどで薄い黄色に染まった。
□その状態で約15分煮沸し、媒染剤(銅)を入れた水に浸して染める。


□やわらかな色調の柿茶に染まった。少し時期遅れかもしれないと心配したが、思いがけない発色である。


古名の「薄柿」または「洒落柿」に近い色。「洒落柿」とは下染めを梅で染め、その上に石灰を水で溶いて浸けておくと、梅の上色の赤味が抜けて熟した柿の実のような色になることから名付けられたという。シルクのマフラーは、柿の実の色というより、湯上りの若い女性の肌の色を連想させた。
          


Posted by 友愛社 at 14:48Comments(0)自然芸術館

2011年12月15日

タブノキで銀鼠色が染まった

タブノキ(﨓)の染色

森へ行く道に大きく差し出て、行く手をふさいでいたタブノキを一本、切り倒した。一本の樹幹から枝分かれしたものが、それぞれ独立して、株立ちのように枝葉を繁らせ、小さな樹林を形成しているのである。
タブノキは、楠や樫、椎などともに照葉樹林を代表する樹木で、大木になる。楠に似た微香がある。
タブノキは、八丈島では「黄八丈」の染料として使用される。椿の灰汁媒染で「鳶色」が染まるという。
八丈島では樹皮を用いるが、今回は、葉と小枝を使い、鉄媒染でシルクストール、シルクマフラー、綿麻パンツを染めた。


□まずは葉と小枝を細かく千切り、水洗いして約1時間煮沸。シナモンの香りが工房一杯に満ちた。


□暗褐色の煎液が得られた。


□布地を水洗いし、煎液に入れ、約30分煮沸。この時点では色の変化は出ない。


□媒染剤の入った水に布地を入れ、染める。約15分浸けておくと、銀鼠色に染まった。
さらに約5分、タブノキの染液に浸けて染め重ね。




・綿麻パンツは深いグレイ
・シルクストールは赤紫がかったグレイ
・シルクストールをアカソの残液で染め重ねると濃い緑灰色
・シルクマフラーをタブノキの染液一回染めで淡い緑灰色
にそれぞれ染まった。森の中ではあまり目立たない樹種だが貴重な染料である。

さて、このグレイは日本の伝統色でいう「銀鼠(ぎんねず)」に近い色調である。
掲載写真は染めあがった直後だが、秋の陽に干して乾くと、白銀のような落ち着いた
薄鼠色になったのである。
  


Posted by 友愛社 at 11:08Comments(0)自然芸術館

2011年12月07日

アカソ(赤麻)の染色



ヤマメを追って、深い谷を遡上している時、渓流沿いの崖や山道の脇の岩場などに
アカソの赤い茎が目につく。アカソはその名の由来が語るように、
赤い葉茎を持つ多年草で、イラクサやヤブマオの仲間である。
夏に使い古した筆の穂先のような淡黄色の花を付ける。
この時期に刈り取り、染める。



晩夏の一日、
小丸川沿の道を遡り、木城町石河内の道沿いの崖でにアカソの群生を確認。
この日は良い具合に道路わきの空き地に群生が見つかったので、採集。



採集してきたアカソは水洗いして細かく千切り、薬30分煮沸する。
黒褐色の煎液が得られた。煎液を別の容器に取り分ける。


布地を入れて薬30分煮沸。布はこの時点では黄色っぽい茶色に。
布地を水洗いし、媒染剤(鉄)を入れた水に入れ、染める。
このまま15分ほど浸けておく。

・今回はシルクストールの鉄媒染で緑がかったグレイ
・オーガニックコットンの鉄媒染で黄味を帯びたオリーブグリーン
・シルクコースターの椿灰汁媒染で深緑
が染まった。

*古代の色名でみると、グレイは「利休鼠(りきゅうねず)」と「青鈍(あおにび)」
の中間あたりに位置する色だと確認された。青鈍は樫の樹皮または椎柴の
鉄媒染による色だが、利休鼠とは特定の染色法によるのではなく、江戸期の
商人による「粋好み」の命名であるということ。このアカソの灰色は、赤味を帯びた
紫がかっているから、独特の色ともいえる。
*アカソの染液を3時間から半日ほど置くと、酸化して絹がピンクが染まるという。
次回の楽しみである。




  


Posted by 友愛社 at 14:59Comments(0)自然芸術館

2011年11月30日

朴の葉で暖色の黄が染まった

朴の葉の染色 2


朴の森が色づいた。30センチほどもある葉が、それぞれ、黄褐色から茶褐色へと変色しながら、
次々と落葉するのである。
北の国では、この葉を拾い集め、水洗いして三日ほど塩水に浸け、それから乾燥させて
紙と紙の間に挟んで保存するという。
それが、名物「朴葉味噌」の素材となるのである。
色づき始めた朴の葉を集め、ミョウバン媒染で、ウールと麻の混紡の布地、木綿の布地、シルクの手袋を染めた。




□茶褐色の煎液が得られた。
□煎液を別々の容器に取り、ミョウバンで先媒染した布地を入れ、約30分煮沸する


□最初、黄色がかった茶色に染まり、時間が経つにつれ、濃くなってゆく。


□温かみのある黄色が染まった。黄色系の色にも生地の違いや染めの頃合いなどによって
少しずつ色目に違いが出る。左は麻ウール混紡、右はやや縮みの入った楊柳綿。


左/楊柳綿・麻ウール混紡 右/シルクの手袋

長崎盛輝著「日本の伝統色」(青幻舎)で色名を検索してみると、
「黄橡(きつるばみ)」と「黄朽葉(きくちば」にもっとも近い色と思われた。
黄橡とは、橡(つるばみ=くぬぎの実)煎汁と灰汁によって染めた黄褐色をいい、
黄朽葉は、朽葉色から分化した呼称のひとつで、梔子(クチナシ)と茜(アカネ)の
重ね染めまたは刈安(カリヤス)を多く用いた茜との重ね染めであり、いずれも
やや赤茶味を帯びた黄色のことである。
今回、朴の葉でこの黄色が染まったことは、偶然ではなく、あらかじめ用意されていたような
色の発見であったように思えてならない。
             


Posted by 友愛社 at 14:15Comments(0)自然芸術館

2011年11月30日

干し葉藍でウールの糸とシルクストールを染めた

干し葉藍の染色 ウールの糸とシルクストール


「干し葉藍」とは、藍草を収穫し、天日で乾燥させて保存したものである。藍染めは、藍甕で藍を建ててそめる「本藍染め」が主流だが、この干し葉藍でも鮮明な青が染まる。
茶臼原自然芸術館では、これまでに館の裏手の「じゅうじ農園」や、空き地を開墾した畑、休耕田の隅などで藍を育て、収穫してきた。保存しておいた藍は、何回も染めを重ねた本藍染めほど深い藍色には染まらないが、一年以上保存でき、折りにふれ染色に利用できる重宝な染料である。


□まず、保存しておいた干し葉藍を水洗いし、煎じる。
□沸騰して15分ほど経ったところでソーダ灰を入れてかき混ぜる。この工程で藍草に含まれていたインヂゴ成分が溶けるのである。
□ハイドロサルファイトを入れ、さらに煮沸を続ける。これにより、藍が還元し、黄色い染液が得られるのである。
□10分~15分煮沸したところで、葉を取り出し、染液を確保する。
□洗って脱水しておいたウールの糸を入れ、染める。


□染液に浸した糸はまず黄色に染まり、空気に触れると緑色から青へと変わってゆく。藍染めでは、空気中の酸素が媒染剤の役割を果たすのである。
□染まった布を水洗いし、酢酸の入った水煮15分ほど浸け、水で濯いで干す。
□やや紫がかった青が染まった。



□同じ染液でシルクストールを染めた。工程はウールの糸と同じ。
□布に絞りを入れ、5分ほどかき混ぜながら染める。ウールより青味の強い藍色が染まり始めた。
□水洗いし、酢酸の入った水に15分浸し、水洗いして干す。
□あざやかな藍色が茶臼原の空の色に反射し、布が風に翻った。
  


Posted by 友愛社 at 08:36Comments(0)自然芸術館

2011年11月29日

朴の葉で木綿の布を染めた

朴の葉の染色 1


森に、ほのかな香りが漂っていた。祭りの広場にたちこめる綿菓子の匂い、または上質のシナモンティーの香りに似ていた。それは数年前の秋、高千穂の森で体験した、桂の木が落葉するときに放つ芳香に似ていた。それで、「朴の葉」の香りであることがわかった。
朴の木は、山地に多い落葉高木で、日本特産の樹木といわれる。6月、香りの高い大きな白い花を咲かせる。殺菌作用をもつことから、古くから葉に食物を盛ったり包んだりして使われた。朴葉寿司や朴葉味噌はその名残である。杯の上に敷かれた朴葉と思われる古墳からの発掘例がある。
樹皮は「和厚木(わこうぼく)と呼ばれ、下痢、腹痛、便秘などの薬効がある。気の流れを良くするともいい、肺に働いて呼吸困難、喘息にも効くといわれる。花をホワイトリカーに浸けこむと香りの強い「花酒」が出来る。
染色には樹皮を細かく切り、水煮浸して熱し、煎汁をとり、煮染する。アルミ媒染で薄茶色、銅媒染で茶色、鉄媒染で鼠色が染まる。
茶臼原自然芸術館の建物には石井十次たちが植えた100年物の杉が使われているが、その100年の森を伐採し、杉の木を切り出した後に、200本ずつの山桜と朴の木、山桑が植栽されたが、その朴の木が生長し、森を形成しはじめたのである。
落葉が始まった朴の森で、まだ青味の残る葉を採集し、木綿の布地を染めることにした。

□染色の工程


□採集してきた朴の葉を水洗いし、千切って約30分煎じる。


□濃い茶系の煎液が得られた。続けて約1時間煮沸。良い香りが工房内に漂った。朴の葉に味噌を乗せ、野菜や白身の魚などを包み込んで焼くと朴葉の香りと味噌の味とがミックスして美味いが、その朴葉味噌焼きを思い出させる香りである。


□精錬しておいた布地を入れ、かき混ぜながら焼く15分煮沸。布が薄いベージュ系の色に染まり始めた。


□一時間ほど放冷し、取り出して脱水、「鉄媒染」にかかる。
□木酢酸鉄を水に溶かし布を入れてよく揉み込むように媒染。深緑がかった灰色に染まった。
□15分ほど浸し、濯いでもう一度染液に入れ、約15分煮沸。


□深みのあるオリーブグレイが染まった(文様は木立の影)。
    


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2011年11月21日

友愛社収穫感謝祭に茶臼原自然芸術館も参加します

2011年 石井記念友愛社 収穫記念感謝祭
が、例年通り 2011年11月23日(水)に
石井記念友愛社友愛広場を中心に友愛社の関連施設で開催されます。



茶臼原自然芸術館も共同主催の一員として参加し、
・「じゅうじ農園」で収穫した野菜などの販売
・「染織作品」の展示と販売
・焼き芋のふるまい
・ハンカチの藍染め体験(参加費500円11:00~14:00)
・裂き織り体験(参加費1000円11:00~14:00)
を行います。お気軽にお立ち寄り下さい。



当日は、
友愛社で収穫した収穫物を使った十次おでん、茶臼原元気パン、
もちもちぜんざい、自然テンプラ、イモちゃんクッキー、焼き芋、
もちつきなどのいろいろな「食」のイベント、
木の実や枝や落ち葉や土など自然の恵みを使った自然とのふれあいの造形による作品展、
友愛臙脂の労作物、米や自然野菜、絵画や工作、職員、賛同者の作品の
展示や 保育園児の遊戯、歌、空手演舞、和太鼓、オカリナ演奏などの日本の伝統文化の披露
なつかしい人、新しく出会った人とゆっくりお話ししながら交流する園遊会など
さまざまな催しが開催されます。
皆さん、お誘い合わせの上、お越し下さい。



*写真はいずれも昨年収穫感謝祭より


       


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2011年11月16日

友愛社収穫感謝祭

『人は自然を開墾し、自然は人を開拓す』 明治45年 石井十次



2011年 石井記念友愛社 収穫記念感謝祭
とき 2011年11月23日(水)
ところ 石井記念友愛社友愛広場

 口蹄疫事件から立ち上がり始めた3月、東日本一帯は未曾有の大地震に
襲われ、多くの人の命が奪われました。家はもちろん多くの田や畑が流され
放棄されたままです。自然の恐ろしさを痛感させられ続けています。
 このみ宮崎茶臼原大地は、今、収穫の時を迎えることができています。山
も野も畑も何事もなかったかのように、太陽の下で輝いています。
 色々あったけど、太陽と自然と様々な命、そして天に謙虚に感謝したいと
思います。また、この大地・自然をずっと守り育てて来た先輩諸氏、それから、
現在、ご支援くださっている多くの方々にも、感謝したいと思います。
 さて、今年の石井記念友愛社の収穫感謝祭は11月23日(水)に行います。
石井記念友愛園、ひかり保育園、のゆり保育園、やまばと保育園、にっしん
保育園、こひつじ保育園、明倫保育園、十文字保育園、都農保育園、尾鈴
保育園、茶臼原自然芸術館の共同主催です。また、11月19日(土)に、
西都市の医療法人隆徳会との共同主催で、感謝の森コンサートを行います。
どちらも、どなたでも自由に参加できます。
 ともに収穫を喜び、感謝しましょう。



[プログラム]
開会式 9:30~
調理 収穫物を使っての野外での調理です。十次おでん、茶臼原元気パン、
もちもちぜんざい、自然テンプラ、イモちゃんクッキー、焼き芋等です。
友愛園で収穫した米を使ってのもちつきもあります。
労作展 木の実や枝や落ち葉や土など自然の恵みを使っての造形。自然
とのふれあいの結晶です。
友愛臙脂の労作物、米や自然野菜、絵画や工作、職員、賛同者の作品も
展示されます。
アトラクション 10:00~ 保育園児の遊戯、歌、空手演舞、和太鼓、オカリナ
演奏など、日本の伝統文化を発信。
園遊会 11:30~ なつかしい人、新しく出会った人とゆっくりお話ししながら
食べたり飲んだりしましょう。
*料理は日頃お世話になっている方々への、子供達、職員からの心を込めた
おもてなしです。(無料)竹のボランティアの皆さんが参加して下さいます。
・お楽しみ抽選会1:00~ 豪華景品が当たりますよ。
閉会 1:30 ありがとうございました。


昨年の収穫感謝祭から












      


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2011年10月27日

お歯黒の染料「五倍子」で紫が染まった

五倍子の染色

半世紀ほど前まで、九州の田舎町には、歯を黒く染めた婦人がいた。「お歯黒」である。既婚者であることを示すその風習はすでに途絶えたが、古い町屋の奥から出てきたその女性は、その歯の色によって一層、艶めかしく、美しさを増すように感じられたものであった。
当時、山の女性は、山道でヌルデの葉に付いた瘤のようなものを見つけると、大切に採集し、保存した。それが、歯を黒く染める染料「附子鉄漿(フシカネ)」=「五倍子(ゴバイシ)」であった。乾燥したその固形物を町の薬屋が定期的に買いに来ていた。
五倍子はヌルデの若葉に寄生するヌルデアブラムシの刺激により、植物体の保護成分であるタンニン酸が集中して膨らんだ「虫瘤」である。最初、小さな膨らみだった瘤=附子が徐々に膨張して五倍ほどにもなることから五倍子と呼ばれるのである。とは言っても、その大きさは最大10センチ程度であり、要するに虫の巣であって、見栄えも決していいとはいえない。しかも、ヌルデはウルシやハゼの仲間であるから、素手で触ったりすると激しくかぶれる場合がある。現代生活からは敬遠される植物のひとついえるだろう。
この五倍子が、染料としては一級品である。鉄媒染で紫がかった黒が染まり、塩化クロム媒染で薄茶色、藍で下染めして塩化クロムで発色すると錆鼠(さびねず=グレイがかった青)が得られる。
ヌルデアブラムシの幼虫は苔類を食草とすることから、環境汚染の少ない渓流沿いの山道などが採集地となる。通常、蒸して乾燥したもの(中国産が多い)が用いられるが、採集してすぐに処理すれば、咲き始めたばかりの山藤の花のような紫が染まる。


尾鈴山麓の山道で、五倍子を見つけた。すでに紅葉が始まっていた。
早速採集し、翌日には処理した。まず、虫こぶを袋に入れ、15-15分間煮沸。


透明な煎液が得られた。この作業を繰り返す。7回ぐらい抽出できる。
絹の紬糸を準備。


媒染剤(木酢酸鉄)を入れた染液に糸を入れ、染める。
光沢を持った紫が染まった。裂き始めた山藤の花の色を連想した。


織機に糸が掛った織り上がりが楽しみ。

           


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